空間に写真という窓を置く、インテリアフォト
インテリアフォト「IGREBOW(アイグレボウ)」は、日本の居住空間でもっと写真を飾る文化を育てたいという思いから「空間に写真という窓を配置する」というコンセプトで株式会社ドアブルの代表者である写真家・和田恵が立ち上げたブランドです。
作品は和田恵氏をはじめドアブル所属のカメラマンが撮影した写真を、1枚1枚職人の手で漉かれた和紙にプリントされたもので、柔らかい絵画のような風合いで見る人の心を和ませてくれます。
また、手漉き和紙の証しとも言える“和紙の耳”と、写真周りの余白のバランスにもこだわり、作品全体を壁から1cmほど浮かして飾る手法がとられています。さらに和紙の写真が映えるよう、赤と黒の越前塗の板額も用意しました。
写真は全てオリジナルで撮りおろされています。金沢、加賀、能登をはじめ、国内外の風景、花や木など1,000点に及ぶ写真の中から、好みの1点が選べます。
写真という西洋文化と、漉き和紙の日本文化が融合
和田氏はカンヌ国際フェスティバルでのグランプリ受賞をはじめ、数々の受賞歴がある広告写真業界で実績のあるカメラマンです。写真の表現にこだわり、見せる媒体として選んだのが、日本の伝統工芸品の手漉き和紙でした。そして全国に数ある和紙産地を探し辿りついたのが、日本三大和紙のひとつに数えられる越前和紙です。「IGREBOW」で使う和紙は、1500年の歴史を持ち最高の品質と技術を誇る越前和紙の職人が、ひとつずつ手作業でしあげたものです。白く強靭な楮(こうぞ)と、やや褐色を帯び滑らかな紙肌の雁皮紙(がんぴし)が使われています。
赤と黒の板額は、越前塗の本漆塗りとウレタン塗装の2種類を用意しました。
西洋の文化である写真と、越前和紙や越前塗という日本の伝統工芸のコラボレーションで、今までどこにもない、新しいインテリアフォトが誕生しました。